48人の子供が2題のクイズを解いた。1番ができた子供は32人、2番ができた子供は26人であった。このとき、 * 1題もできなかった子供の人数 (ア) の最大値 * 2題ともできた子供の人数 (イ) の最小値 * 1番だけできた子供の人数 (ウ) の最小値、(エ) の最大値 * 2番だけできた子供の人数 (オ) の最大値 をそれぞれ求める問題。
2025/6/12
1. 問題の内容
48人の子供が2題のクイズを解いた。1番ができた子供は32人、2番ができた子供は26人であった。このとき、
* 1題もできなかった子供の人数 (ア) の最大値
* 2題ともできた子供の人数 (イ) の最小値
* 1番だけできた子供の人数 (ウ) の最小値、(エ) の最大値
* 2番だけできた子供の人数 (オ) の最大値
をそれぞれ求める問題。
2. 解き方の手順
まず、集合の考え方を利用する。
* 全体集合を (48人)
* 1番ができた子供の集合を (32人)
* 2番ができた子供の集合を (26人)
とおく。
(ア) 1題もできなかった子供の人数
1題もできなかった子供の人数は、 の補集合の要素数である。
が最大となるとき、 である。
したがって、
しかし、 は の部分集合なので、
したがって、1題でもできた子供の人数は最大で48人。
1題もできなかった子供の人数は、 であり、 が最小のとき、最大となる。
が最大のとき、 は最小になる。
の最大値は、min(, ) = min(32, 26) = 26
1題もできなかった子供の人数は、 人以下である。ア = 16
(イ) 2題ともできた子供の人数
2題ともできた子供の人数は、 である。
が最大のとき、 は最小になる。 は最大で48。
人以上いる。イ = 10
(ウ, エ) 1番だけできた子供の人数
1番だけできた子供の人数は、 である。
が最大のとき、 は最小になる。 の最大値は26。
が最小のとき、 は最大になる。 の最小値は10。
したがって、1番だけできた子供の人数は、6人以上22人以下である。ウ = 6, エ = 22
(オ) 2番だけできた子供の人数
2番だけできた子供の人数は、 である。
が最大のとき、 は最小になる。 の最大値は26。
が最小のとき、 は最大になる。 の最小値は10。
したがって、2番だけできた子供の人数は、0人以上16人以下である。オ = 16
3. 最終的な答え
* ア: 16
* イ: 10
* ウ: 6
* エ: 22
* オ: 16