これらの微分方程式は定数係数線形同次微分方程式なので、特性方程式を解くことで一般解を求めることができます。
(1) dt2d2y−dtdy−2y=0 特性方程式は r2−r−2=0 となります。 これを解くと、(r−2)(r+1)=0 より、 r=2,−1 が得られます。 したがって、一般解は y(t)=C1e2t+C2e−t となります。 (2) dt2d2y+4dtdy+4y=0 特性方程式は r2+4r+4=0 となります。 これを解くと、(r+2)2=0 より、 r=−2 (重解) が得られます。 したがって、一般解は y(t)=(C1+C2t)e−2t となります。 (3) dt2d2y+2dtdy+3y=0 特性方程式は r2+2r+3=0 となります。 これを解くと、r=2−2±4−12=2−2±−8=−1±i2 が得られます。 したがって、一般解は y(t)=e−t(C1cos(2t)+C2sin(2t)) となります。