8で割っても12で割っても5余る3桁の整数のうち、800以下の数はいくつあるかを求める問題です。

数論整数の性質剰余最小公倍数不等式
2025/6/12

1. 問題の内容

8で割っても12で割っても5余る3桁の整数のうち、800以下の数はいくつあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、8と12の最小公倍数を求めます。
8 = 2^3
12 = 2^2 * 3
最小公倍数は 2^3 * 3 = 24 です。
次に、求める整数は 24n+524n + 5 (nは整数)の形で表されます。
3桁の整数であることから、10024n+5800100 \le 24n + 5 \le 800 を満たす必要があります。
この不等式を解きます。
10024n+5100 \le 24n + 5 より、 9524n95 \le 24n 、つまり n95243.96n \ge \frac{95}{24} \approx 3.96
24n+580024n + 5 \le 800 より、24n79524n \le 795 、つまり n7952433.13n \le \frac{795}{24} \approx 33.13
したがって、nは4から33までの整数となります。
nの個数は 334+1=3033 - 4 + 1 = 30 です。

3. 最終的な答え

30個

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