$n$ は自然数とする。$n+1$ は 6 の倍数であり、$n+4$ は 9 の倍数であるとき、$n+13$ は 18 の倍数であることを証明する。

数論整数の性質倍数合同式証明
2025/7/27

1. 問題の内容

nn は自然数とする。n+1n+1 は 6 の倍数であり、n+4n+4 は 9 の倍数であるとき、n+13n+13 は 18 の倍数であることを証明する。

2. 解き方の手順

n+1n+1 が 6 の倍数であることから、n+1=6kn+1 = 6k (kk は整数) と表せる。
よって、n=6k1n = 6k - 1 となる。
n+4n+4 が 9 の倍数であることから、n+4=9ln+4 = 9l (ll は整数) と表せる。
n=6k1n = 6k - 1n+4=9ln+4 = 9l に代入すると、
6k1+4=9l6k - 1 + 4 = 9l
6k+3=9l6k + 3 = 9l
2k+1=3l2k + 1 = 3l
2k=3l12k = 3l - 1
3l13l - 1 は偶数であるから、3l3l は奇数である。
よって、ll は奇数なので、l=2m+1l = 2m+1 (mm は整数) と表せる。
これを n+4=9ln+4 = 9l に代入すると、
n+4=9(2m+1)n+4 = 9(2m+1)
n+4=18m+9n+4 = 18m + 9
n=18m+5n = 18m + 5
したがって、
n+13=(18m+5)+13n+13 = (18m + 5) + 13
n+13=18m+18n+13 = 18m + 18
n+13=18(m+1)n+13 = 18(m+1)
m+1m+1 は整数なので、n+13n+13 は 18 の倍数である。

3. 最終的な答え

したがって、n+13n+13 は 18 の倍数である。

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