与えられたベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ について、以下の等式が成り立つことを示す問題です。 (1) $|2\vec{a} + \vec{b}|^2 = 4|\vec{a}|^2 + 4\vec{a} \cdot \vec{b} + |\vec{b}|^2$ (2) $(\vec{a} + \vec{b}) \cdot (\vec{a} - \vec{b}) = |\vec{a}|^2 - |\vec{b}|^2$
2025/6/12
1. 問題の内容
与えられたベクトル と について、以下の等式が成り立つことを示す問題です。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1)
ベクトルの大きさの2乗は、ベクトル自身の内積で表されます。すなわち、 です。
したがって、
内積の性質(分配法則)を用いて展開します。
内積は交換法則を満たすので です。よって、
(2)
内積の性質(分配法則)を用いて展開します。
内積は交換法則を満たすので です。よって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)