直角三角形ABCにおいて、直角を挟む2辺BC, CAの長さの和が14cmであり、斜辺ABの長さがBCの長さより4cm長いとき、辺BCの長さを求める。

幾何学直角三角形三平方の定理二次方程式辺の長さ
2025/3/27

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、直角を挟む2辺BC, CAの長さの和が14cmであり、斜辺ABの長さがBCの長さより4cm長いとき、辺BCの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、BCの長さをxxと置きます。
問題文から、CA=14xCA = 14 - xであり、AB=x+4AB = x + 4となります。
直角三角形なので、三平方の定理が使えます。
AB2=BC2+CA2AB^2 = BC^2 + CA^2
これをxxで表すと、
(x+4)2=x2+(14x)2(x+4)^2 = x^2 + (14-x)^2
これを展開して整理します。
x2+8x+16=x2+19628x+x2x^2 + 8x + 16 = x^2 + 196 - 28x + x^2
0=x236x+1800 = x^2 - 36x + 180
この二次方程式を解きます。因数分解を利用します。
0=(x6)(x30)0 = (x - 6)(x - 30)
x=6x = 6またはx=30x = 30
ここで、CAの長さが14x14 - xなので、xxは14より小さい必要があります。
したがって、x=30x=30は不適です。
よって、x=6x = 6

3. 最終的な答え

6 cm

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