点 (x0,y0) と直線 ax+by+c=0 の距離 d は、以下の公式で求められます。 d=a2+b2∣ax0+by0+c∣ この公式と直線の式変形を用いて各小問を解きます。
(1) 点 (2, 8), 直線 4x + 3y - 12 = 0
公式に代入すると
d=42+32∣4(2)+3(8)−12∣=16+9∣8+24−12∣=25∣20∣=520=4 (2) 点 (-1, 2), 直線 y = 3x + 1
直線の式を 3x−y+1=0 と変形します。 公式に代入すると
d=32+(−1)2∣3(−1)−2+1∣=9+1∣−3−2+1∣=10∣−4∣=104=10410=5210 (3) 点 (3, 2), 直線 5x - 12y = 1
直線の式を 5x−12y−1=0 と変形します。 公式に代入すると
d=52+(−12)2∣5(3)−12(2)−1∣=25+144∣15−24−1∣=169∣−10∣=1310 (4) 点 (5, -2), 直線 y = 4
直線の式を y−4=0 と変形します。つまり 0x+1y−4=0 となります。 公式に代入すると
d=02+12∣0(5)+1(−2)−4∣=1∣−2−4∣=1∣−6∣=6 または、単にy座標の差の絶対値 ∣−2−4∣=∣−6∣=6 として計算できます。 (5) 点 (4, 3), 直線 x = -1
直線の式を x+1=0 と変形します。つまり 1x+0y+1=0 となります。 公式に代入すると
d=12+02∣1(4)+0(3)+1∣=1∣4+1∣=1∣5∣=5 または、単にx座標の差の絶対値 ∣4−(−1)∣=∣4+1∣=5 として計算できます。