2つの不等式を解く問題です。 (2) $4x^2 - 4x + 1 \le 0$ (4) $2x^2 - 4x + 3 < 0$

代数学不等式二次不等式因数分解判別式
2025/6/12

1. 問題の内容

2つの不等式を解く問題です。
(2) 4x24x+104x^2 - 4x + 1 \le 0
(4) 2x24x+3<02x^2 - 4x + 3 < 0

2. 解き方の手順

(2) 4x24x+104x^2 - 4x + 1 \le 0 を解きます。
左辺を因数分解すると、(2x1)20(2x - 1)^2 \le 0 となります。
二乗の項は常に0以上であるため、この不等式が成り立つのは (2x1)2=0(2x-1)^2 = 0 のときのみです。
したがって、2x1=02x - 1 = 0 を解くと、x=12x = \frac{1}{2} となります。
(4) 2x24x+3<02x^2 - 4x + 3 < 0 を解きます。
判別式 DD を計算します。D=b24ac=(4)24(2)(3)=1624=8D = b^2 - 4ac = (-4)^2 - 4(2)(3) = 16 - 24 = -8
判別式が負であるため、この二次式は実数解を持ちません。
2x24x+32x^2 - 4x + 3 のグラフは下に凸な放物線であり、頂点のy座標は正の値を取るため、2x24x+32x^2 - 4x + 3 は常に正の値を取ります。
したがって、2x24x+3<02x^2 - 4x + 3 < 0 を満たす実数 xx は存在しません。

3. 最終的な答え

(2) x=12x = \frac{1}{2}
(4) 解なし

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