与えられた2次関数のグラフとx軸との共有点の個数と、共有点を持つ場合はその座標を求める問題です。

代数学二次関数二次方程式判別式グラフ共有点
2025/6/13

1. 問題の内容

与えられた2次関数のグラフとx軸との共有点の個数と、共有点を持つ場合はその座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c のグラフとx軸との共有点の個数は、2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の実数解の個数と一致します。判別式 D=b24acD=b^2-4ac を用いて、
- D>0D>0 のとき、共有点は2個
- D=0D=0 のとき、共有点は1個
- D<0D<0 のとき、共有点は0個
となります。共有点の座標は、2次方程式の実数解を求めれば分かります。
(2) y=6x25x+1y=6x^2-5x+1
2次方程式 6x25x+1=06x^2-5x+1=0 の判別式 DD は、
D=(5)24×6×1=2524=1>0D=(-5)^2-4\times6\times1 = 25-24=1>0
したがって、共有点は2個です。
6x25x+1=(2x1)(3x1)=06x^2-5x+1=(2x-1)(3x-1)=0
x=12,13x=\frac{1}{2}, \frac{1}{3}
共有点の座標は (12,0)(\frac{1}{2}, 0), (13,0)(\frac{1}{3}, 0)
(4) y=10x27x3y=-10x^2-7x-3
2次方程式 10x27x3=0-10x^2-7x-3=0 の判別式 DD は、
D=(7)24×(10)×(3)=49120=71<0D=(-7)^2-4\times(-10)\times(-3) = 49-120=-71<0
したがって、共有点は0個です。

3. 最終的な答え

(2) 共有点の個数: 2個, 座標: (12,0)(\frac{1}{2}, 0), (13,0)(\frac{1}{3}, 0)
(4) 共有点の個数: 0個

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