3次方程式 $ax^3 + bx^2 + cx + d = 0$ (ただし、$a, b, c, d$ は定数、$a \neq 0$)の3つの解を $\alpha, \beta, \gamma$ とするとき、以下の関係が成り立つことを証明する必要があります。 $\alpha + \beta + \gamma = -\frac{b}{a}$ $\alpha\beta + \beta\gamma + \gamma\alpha = \frac{c}{a}$ $\alpha\beta\gamma = -\frac{d}{a}$
2025/3/28
1. 問題の内容
3次方程式 (ただし、 は定数、)の3つの解を とするとき、以下の関係が成り立つことを証明する必要があります。
2. 解き方の手順
3次方程式の解と係数の関係を導く。
を解とする3次方程式は、定数を用いて以下のように表せる。
これを展開する。
与えられた方程式 と比較するため、 の係数を合わせる。
とすると、
これは、
と等しいので、各係数を比較する。
の係数より、
の係数より、
定数項より、
よって、
が成り立つ。