(1) 2x2行列の行列式は、ad−bcで計算します。 (2) 3x3行列の行列式は、サラスの公式または余因子展開を用いて計算します。
(3) 4x4以上の行列の行列式は、行または列に関する余因子展開を用いて計算します。対角成分以外の成分が0である行または列を選択して、計算を簡略化します。
(1)
5012347=(5)(7)−(1234)(0)=35 (2)
3020−21005=3−2105−0+0=3((−2)(5)−(0)(1))=3(−10)=−30 (3)
3005−21−723=3−2123−50023+(−7)00−21=3((−2)(3)−(2)(1))−5(0)−7(0)=3(−6−2)=3(−8)=−24 (4)
30001−100−9020033−3=(3)(−1)(2)(−3)=18 (5)
5093927−6000100−32=527−60010−32−90930010−32+0−0=5(201−32)=5(2((0)(2)−(−3)(1)))=5(2(3))=5(6)=30 (6)
−1000−31210−111010−3=(−1)121−11110−3=(−1)[1(1(−3)−0(1))−(−1)(2(−3)−0(1))+1(2(1)−1(1))]=(−1)[1(−3)+1(−6)+1(1)]=(−1)[−3−6+1]=(−1)[−8]=8 (7) 行列式は0です。なぜならば、最初の4列が線形従属だからです。最初の列 + 第2列 = 第3列となるため、行列式は0となります。