複素数 $w$ が $w = \frac{z+i}{z+1}$ で与えられ、$|z| = 1$ を満たすとき、複素数平面上で点 $w$ がどのような図形を描くか求める問題です。ただし、$w \neq 1$ であることが与えられています。

幾何学複素数複素数平面絶対値垂直二等分線
2025/6/13

1. 問題の内容

複素数 www=z+iz+1w = \frac{z+i}{z+1} で与えられ、z=1|z| = 1 を満たすとき、複素数平面上で点 ww がどのような図形を描くか求める問題です。ただし、w1w \neq 1 であることが与えられています。

2. 解き方の手順

まず、w=z+iz+1w = \frac{z+i}{z+1}zz について解きます。
(z+1)w=z+i(z+1)w = z+i
zw+w=z+izw + w = z + i
zwz=iwzw - z = i - w
z(w1)=iwz(w-1) = i-w
w1w \neq 1 より、
z=iww1z = \frac{i-w}{w-1}
z=1|z| = 1 であるから、iww1=1| \frac{i-w}{w-1} | = 1 が成り立ちます。
iww1=iww1=1|\frac{i-w}{w-1}| = \frac{|i-w|}{|w-1|} = 1
iw=w1|i-w| = |w-1|
wi=w1|w-i| = |w-1|
この式は、点 ww と点 ii との距離が、点 ww と点 11 との距離に等しいことを意味します。
したがって、点 ww は2点ii11を結ぶ線分の垂直二等分線上にあります。

3. 最終的な答え

ww は、2点 ii11 を結ぶ線分の垂直二等分線を描く。

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## 1. 問題の内容

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