なめらかな水平面上にある質量4.0kgの物体Aと質量2.0kgの物体Bが接触している。物体Aを右向きに10.0Nの力で押し、物体Bを左向きに7.0Nの力で押す。 (1) A, Bの加速度の向きと大きさを求める。 (2) AがBを押す力の大きさを求める。

応用数学力学運動方程式ニュートンの法則加速度質量合力
2025/3/28

1. 問題の内容

なめらかな水平面上にある質量4.0kgの物体Aと質量2.0kgの物体Bが接触している。物体Aを右向きに10.0Nの力で押し、物体Bを左向きに7.0Nの力で押す。
(1) A, Bの加速度の向きと大きさを求める。
(2) AがBを押す力の大きさを求める。

2. 解き方の手順

(1) AとBを合わせた全体を一つの物体として考える。
全体の質量は 4.0kg+2.0kg=6.0kg4.0 kg + 2.0 kg = 6.0 kg である。
全体の物体に働く合力は、右向きに10.0N、左向きに7.0Nなので、右向きに 10.0N7.0N=3.0N10.0 N - 7.0 N = 3.0 N である。
運動方程式 F=maF = ma より、加速度 aa
a=Fm=3.0N6.0kg=0.5m/s2a = \frac{F}{m} = \frac{3.0 N}{6.0 kg} = 0.5 m/s^2
加速度の向きは、合力の向きと同じなので、右向きである。
(2) 物体Bについて考える。
物体Bには、左向きに7.0Nの力が加わっている。また、Aから右向きに押される力を受けている。この力をNNとする。
物体Bの運動方程式は、N7.0N=mBaN - 7.0 N = m_B aである。
mB=2.0kgm_B = 2.0 kga=0.5m/s2a = 0.5 m/s^2なので、
N7.0N=(2.0kg)(0.5m/s2)N - 7.0 N = (2.0 kg) (0.5 m/s^2)
N7.0N=1.0NN - 7.0 N = 1.0 N
N=8.0NN = 8.0 N
AがBを押す力の大きさは8.0Nである。

3. 最終的な答え

(1) 加速度の向き:右向き、大きさ:0.5m/s20.5 m/s^2
(2) AがBを押す力の大きさ:8.0 N

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