2次関数 $y = f(x)$ のグラフを書き、その軸と頂点を求める問題です。ただし、$f(x)$ の具体的な式が与えられていません。

代数学二次関数グラフ平方完成頂点
2025/6/14

1. 問題の内容

2次関数 y=f(x)y = f(x) のグラフを書き、その軸と頂点を求める問題です。ただし、f(x)f(x) の具体的な式が与えられていません。

2. 解き方の手順

f(x)f(x) の具体的な式が与えられていないため、一般的な二次関数のグラフの書き方と軸と頂点の求め方を説明します。
一般的に、二次関数は y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c (ただし、a0a \neq 0) の形で表されます。 この式を平方完成することで、グラフの頂点の座標を求めやすくなります。
平方完成の手順は以下の通りです。

1. $a$ で $ax^2 + bx$ の項をくくります。

y=a(x2+bax)+cy = a(x^2 + \frac{b}{a}x) + c

2. 括弧の中を平方完成します。 $x^2 + \frac{b}{a}x$ について、$x$ の係数の半分 $(\frac{b}{2a})$ を2乗した $(\frac{b}{2a})^2$ を足して引きます。

y=a(x2+bax+(b2a)2(b2a)2)+cy = a(x^2 + \frac{b}{a}x + (\frac{b}{2a})^2 - (\frac{b}{2a})^2) + c

3. 括弧の中を整理します。

y=a((x+b2a)2(b2a)2)+cy = a((x + \frac{b}{2a})^2 - (\frac{b}{2a})^2) + c
y=a(x+b2a)2a(b2a)2+cy = a(x + \frac{b}{2a})^2 - a(\frac{b}{2a})^2 + c
y=a(x+b2a)2b24a+cy = a(x + \frac{b}{2a})^2 - \frac{b^2}{4a} + c

4. 定数項をまとめます。

y=a(x+b2a)2+4acb24ay = a(x + \frac{b}{2a})^2 + \frac{4ac - b^2}{4a}
この式から、頂点の座標は (b2a,4acb24a)(-\frac{b}{2a}, \frac{4ac - b^2}{4a}) であり、軸は直線 x=b2ax = -\frac{b}{2a} であることがわかります。
グラフを描く際は、頂点の座標を求め、軸を考慮して、いくつかの代表的な点の座標を計算し、それらを滑らかにつなぐことで描くことができます。 例えば、x=0x=0 のときの yy 座標(yy切片)や、y=0y=0 となる xx 座標(xx切片)などを計算すると良いでしょう。

3. 最終的な答え

f(x)f(x) の具体的な式が与えられていないため、一般的な二次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c について、
軸: x=b2ax = -\frac{b}{2a}
頂点: (b2a,4acb24a)(-\frac{b}{2a}, \frac{4ac - b^2}{4a})
となります。
f(x)f(x) が具体的に与えられれば、上記の式に代入して具体的な軸と頂点を求めることができます。

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