3次方程式 $x^3 = 1$ の虚数解の一つを $\omega$ とするとき、以下の式の値を求める問題です。 (1) $\omega^2 + \omega$ (2) $\omega^{18}$ (3) $\omega^6 + \omega^4 + \omega^2$ (4) $\omega + \frac{1}{\omega}$ (5) $\omega^{2000}$
2025/6/14
1. 問題の内容
3次方程式 の虚数解の一つを とするとき、以下の式の値を求める問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
2. 解き方の手順
まず、 を変形すると、 となります。
因数分解すると、 となります。
は実数解なので、虚数解は の解となります。
はこの方程式の解なので、 が成り立ちます。
また、 も成り立ちます。
(1) について:
より、
(2) について:
(3) について:
よって、
(4) について:
より、
よって、
(5) について:
なので、
より、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)