(1) 以下の3つの問題において、与えられた2つの集合の関係を、部分集合を表す記号 $ \subset $、 $ \supset $、または等号 $ = $ を用いて表します。 1. $A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$ と $B = \{1, 2, 3, 6\}$ 2. $C$: 12の正の約数全体の集合、 $D$: 12以下の自然数全体の集合 3. $E = \{1, 2, 5, 10\}$、 $F$: 10の正の約数全体の集合 (2) 以下の2つの問題において、与えられた集合の部分集合をすべて列挙します。 1. $\{x, y\}$ 2. $\{1, 2, 3\}$
2025/6/14
1. 問題の内容
(1) 以下の3つの問題において、与えられた2つの集合の関係を、部分集合を表す記号 、 、または等号 を用いて表します。
1. $A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$ と $B = \{1, 2, 3, 6\}$
2. $C$: 12の正の約数全体の集合、 $D$: 12以下の自然数全体の集合
3. $E = \{1, 2, 5, 10\}$、 $F$: 10の正の約数全体の集合
(2) 以下の2つの問題において、与えられた集合の部分集合をすべて列挙します。
1. $\{x, y\}$
2. $\{1, 2, 3\}$
2. 解き方の手順
(1)
1. $A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$ と $B = \{1, 2, 3, 6\}$ について:
集合のすべての要素が集合に含まれているため、はの部分集合です。しかし、にはに含まれない要素(4と5)があるため、とは等しくありません。したがって、と表せます。
2. $C$: 12の正の約数全体の集合、 $D$: 12以下の自然数全体の集合について:
12の正の約数は、 です。
12以下の自然数全体の集合は、 です。
集合のすべての要素が集合に含まれているため、はの部分集合です。しかし、にはに含まれない要素(5, 7, 8, 9, 10, 11)があるため、とは等しくありません。したがって、と表せます。
3. $E = \{1, 2, 5, 10\}$、 $F$: 10の正の約数全体の集合について:
10の正の約数は、 です。
したがって、です。
(2)
1. $\{x, y\}$ の部分集合をすべて列挙します。
部分集合は、空集合 、 、 、そして集合自身 です。
2. $\{1, 2, 3\}$ の部分集合をすべて列挙します。
部分集合は、空集合 、 、 、 、 、 、 、そして集合自身 です。
3. 最終的な答え
(1)
1. $B \subset A$
2. $C \subset D$
3. $E = F$
(2)