2次関数 $y = 2x^2 + x + k$ のグラフと $x$ 軸との共有点の個数が、定数 $k$ の値によってどのように変わるかを調べる問題です。
2025/6/14
1. 問題の内容
2次関数 のグラフと 軸との共有点の個数が、定数 の値によってどのように変わるかを調べる問題です。
2. 解き方の手順
2次関数 のグラフと 軸との共有点の個数は、2次方程式 の実数解の個数に等しくなります。
2次方程式の実数解の個数は、判別式 の符号によって決まります。
ならば実数解は2個、 ならば実数解は1個(重解)、 ならば実数解は0個です。
2次方程式 の判別式 は、
となります。
の符号によって場合分けを行います。
(1) のとき、すなわち のとき、 です。このとき、共有点は2個です。
(2) のとき、すなわち のとき、 です。このとき、共有点は1個です。
(3) のとき、すなわち のとき、 です。このとき、共有点は0個です。
3. 最終的な答え
のとき、共有点は2個。
のとき、共有点は1個。
のとき、共有点は0個。