行列の階数は、行列を簡約化したときの零でない行の数に等しくなります。したがって、与えられた行列を行基本変形を用いて簡約化します。
まず、1行目を8で割ります。
A=13−5−1/204−3/8−215/83−2 次に、2行目から1行目の3倍を引き、3行目に1行目の5倍を加えます。
A=100−1/23/23/2−3/8−7/8−7/85/89/89/8 次に、3行目から2行目を引きます。
A=100−1/23/20−3/8−7/805/89/80 次に、2行目を 2/3 倍します。
A=100−1/210−3/8−7/1205/83/40 最後に、1行目に2行目の 1/2 倍を加えます。
A=100010−13/48−7/12029/483/40 簡約化された行列は、零でない行が2つあります。したがって、行列の階数は2です。