3つの正の整数 $P, Q, R$ があり、$P+Q+R = 31$、$PQ = 24$、$R = 3.5Q$ という条件が与えられています。このとき、$R$ の値を求める問題です。

代数学連立方程式整数問題方程式
2025/6/15

1. 問題の内容

3つの正の整数 P,Q,RP, Q, R があり、P+Q+R=31P+Q+R = 31PQ=24PQ = 24R=3.5QR = 3.5Q という条件が与えられています。このとき、RR の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、PQ=24PQ = 24 という条件から、PPQQ の組み合わせを考えます。PPQQ は正の整数なので、考えられる組み合わせは、
(1, 24), (2, 12), (3, 8), (4, 6), (6, 4), (8, 3), (12, 2), (24, 1)
です。
次に、R=3.5QR = 3.5Q という条件を使います。RR も正の整数なので、3.5Q3.5Q が整数になるためには、QQ が偶数である必要があります。したがって、QQ として考えられるのは、2, 4, 6, 8, 12, 24 です。
次に、P+Q+R=31P+Q+R = 31 という条件を使います。R=3.5QR = 3.5Q なので、P+Q+3.5Q=31P+Q+3.5Q = 31 となり、P+4.5Q=31P+4.5Q = 31 が成り立ちます。これを変形すると、P=314.5QP = 31 - 4.5Q となります。
QQ の候補を代入して、PP が整数になるものを探します。
- Q=2Q=2 のとき、P=314.5(2)=319=22P = 31 - 4.5(2) = 31 - 9 = 22。このとき、PQ=22×2=4424PQ = 22 \times 2 = 44 \neq 24 なので不適。
- Q=4Q=4 のとき、P=314.5(4)=3118=13P = 31 - 4.5(4) = 31 - 18 = 13。このとき、PQ=13×4=5224PQ = 13 \times 4 = 52 \neq 24 なので不適。
- Q=6Q=6 のとき、P=314.5(6)=3127=4P = 31 - 4.5(6) = 31 - 27 = 4。このとき、PQ=4×6=24PQ = 4 \times 6 = 24 となり、R=3.5Q=3.5×6=21R = 3.5Q = 3.5 \times 6 = 21
そして、P+Q+R=4+6+21=31P+Q+R = 4+6+21 = 31 となり、条件を満たします。

3. 最終的な答え

Rは 21 である。

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