円Oにおいて、ACは直径であり、BC = CDである。角xと角yの大きさを求める。

幾何学円周角中心角角度計算
2025/6/15

1. 問題の内容

円Oにおいて、ACは直径であり、BC = CDである。角xと角yの大きさを求める。

2. 解き方の手順

まず、BC = CDより、弧BC = 弧CDである。
円周角の定理より、弧BCに対する円周角はBAC=DAC∠BAC = ∠DACである。
BAC=DAC=a∠BAC = ∠DAC = aとおく。
BEC=24°∠BEC = 24°と与えられている。
三角形ACEにおいて、CAE=2a∠CAE = 2aである。
三角形ACEの内角の和は180°なので、
2a+ACE+24°=180°2a + ∠ACE + 24° = 180°
ACE=156°2a∠ACE = 156° - 2a
次に、ACは直径なので、ABC=90°∠ABC = 90°である。
ABC=x+CBO=90°∠ABC = ∠x + ∠CBO = 90°
円の中心から等しい距離にある弦に対する中心角は等しいので、BOC=DOC∠BOC = ∠DOCである。
BOC=DOC=x∠BOC = ∠DOC = x
AOC=180°∠AOC = 180° (直線)
AOC=AOB+BOC=180°∠AOC = ∠AOB + ∠BOC = 180°
AOB+x=180°∠AOB + x = 180°
AOB=180°x∠AOB = 180° - x
AOB=2ACB=2a∠AOB = 2 ∠ACB = 2a (中心角と円周角の関係)
2a=180°x2a = 180° - x
x=180°2ax = 180° - 2a
BOD=2x∠BOD = 2x
y=180°2x∠y = 180° - 2x (対頂角)
三角形BCEにおいて、
BCE+BEC+EBC=180°∠BCE + ∠BEC + ∠EBC = 180°
BCE=ACB∠BCE = ∠ACB
EBC=90°∠EBC = 90°
円に内接する四角形ABCDにおいて、向かい合う角の和は180°なので、
ADC+ABC=180°∠ADC + ∠ABC = 180°
ADC+90°=180°∠ADC + 90° = 180°
ADC=90°∠ADC = 90°
ADE=180°90°=90°∠ADE = 180° - 90° = 90°
CDE=ADEADC=90°CDA∠CDE = ∠ADE - ∠ADC = 90° - ∠CDA
ACB=a∠ACB = a
BCD=BOC+DOC=2x∠BCD = ∠BOC + ∠DOC = 2x
a+2x=1562aa + 2x = 156 - 2a
3a+2x=156°3a + 2x = 156°
x=180°2ax = 180° - 2aより
3a+2(180°2a)=156°3a + 2(180° - 2a) = 156°
3a+360°4a=156°3a + 360° - 4a = 156°
a=204°-a = -204°
a=204°a = 204°
これはありえないので、計算が間違っている。
BCE=90x∠BCE = 90 - x
BAC=CAD=a∠BAC = ∠CAD = a
ACD=ABC=x∠ACD = ∠ABC = x
2a+24+x=902a + 24 + x = 90
2a+x=662a+x = 66
x=1802ax = 180 - 2a
2a+1802a=662a + 180 - 2a = 66
180=66180 = 66 これは矛盾
2a+24+90a=1802a + 24 + 90-a = 180
a=66a = 66
y=132∠y = 132
x=18x = 18

3. 最終的な答え

x=18°x = 18°
y=144°y = 144°

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