2次方程式 $x^2 + 5x + m = 0$ の2つの解のうち、1つの解がもう1つの解の4倍であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係解の比
2025/6/15

1. 問題の内容

2次方程式 x2+5x+m=0x^2 + 5x + m = 0 の2つの解のうち、1つの解がもう1つの解の4倍であるとき、定数 mm の値と2つの解を求めよ。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alpha4α4\alpha とおく。
解と係数の関係より、以下の2つの式が成り立つ。
* 2つの解の和: α+4α=5\alpha + 4\alpha = -5
* 2つの解の積: α4α=m\alpha \cdot 4\alpha = m
まず、2つの解の和の式から α\alpha を求める。
5α=55\alpha = -5
α=1\alpha = -1
次に、α=1\alpha = -1 を2つの解の積の式に代入して mm を求める。
4α2=m4\alpha^2 = m
4(1)2=m4(-1)^2 = m
4(1)=m4(1) = m
m=4m = 4
したがって、2つの解は α=1\alpha = -14α=4(1)=44\alpha = 4(-1) = -4 である。

3. 最終的な答え

m=4m = 4
2つの解は 1-14-4

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