最初の極限を計算します。
分子を因数分解します。x3−8=(x−2)(x2+2x+4) であることを利用します。 limx→2x−2x3−8=limx→2x−2(x−2)(x2+2x+4) x=2 のとき、x−2x−2=1 なので、 limx→2(x2+2x+4)=22+2(2)+4=4+4+4=12 次に、2番目の極限を計算します。これは微分係数の定義と見ることができます。
f(x)=x3 とすると、f′(x)=3x2 です。 与えられた極限は、f(2x)=(2x)3=8x3 の x における微分係数の定義と見なせます。つまり、 limh→0h(2x+h)3−(2x)3=dxd(2x)3=dxd8x3=8⋅3x2=24x2 または、 (2x+h)3 を展開して計算することもできます。 (2x+h)3=(2x)3+3(2x)2h+3(2x)h2+h3=8x3+12x2h+6xh2+h3 したがって、
limh→0h(2x+h)3−(2x)3=limh→0h8x3+12x2h+6xh2+h3−8x3 =limh→0h12x2h+6xh2+h3=limh→0(12x2+6xh+h2)=12x2 (2x)を一つの変数と見て微分の公式に当てはめると
limh→0h(2x+h)3−(2x)3=3(2x)2=12x2