分母に根号を含む分数 $\frac{6}{\sqrt{5}-\sqrt{2}}$ を有理化する問題です。

算数分母の有理化平方根計算
2025/6/15

1. 問題の内容

分母に根号を含む分数 652\frac{6}{\sqrt{5}-\sqrt{2}} を有理化する問題です。

2. 解き方の手順

分母の有理化を行うために、分母の共役な複素数 5+2\sqrt{5}+\sqrt{2} を分子と分母に掛けます。
652=6525+25+2\frac{6}{\sqrt{5}-\sqrt{2}} = \frac{6}{\sqrt{5}-\sqrt{2}} \cdot \frac{\sqrt{5}+\sqrt{2}}{\sqrt{5}+\sqrt{2}}
=6(5+2)(52)(5+2)= \frac{6(\sqrt{5}+\sqrt{2})}{(\sqrt{5}-\sqrt{2})(\sqrt{5}+\sqrt{2})}
分母は (ab)(a+b)=a2b2(a-b)(a+b) = a^2 - b^2 の公式を利用して計算します。
(52)(5+2)=(5)2(2)2=52=3(\sqrt{5}-\sqrt{2})(\sqrt{5}+\sqrt{2}) = (\sqrt{5})^2 - (\sqrt{2})^2 = 5 - 2 = 3
したがって、
6(5+2)3=63(5+2)=2(5+2)\frac{6(\sqrt{5}+\sqrt{2})}{3} = \frac{6}{3}(\sqrt{5}+\sqrt{2}) = 2(\sqrt{5}+\sqrt{2})
=25+22= 2\sqrt{5} + 2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

25+222\sqrt{5} + 2\sqrt{2}

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