1次関数の式を求める問題です。具体的には、以下の3つの小問に答えます。 (1) 変化の割合が-3で、$x=2$のとき$y=3$である1次関数を求める。 (2) $x$の値が6増加するときの$y$の値が4増加し、$x=0$のとき$y=-2$である1次関数を求める。 (3) $x=2$のとき$y=-7$, $x=-1$のとき$y=8$である1次関数を求める。

代数学一次関数傾き切片連立方程式
2025/3/9

1. 問題の内容

1次関数の式を求める問題です。具体的には、以下の3つの小問に答えます。
(1) 変化の割合が-3で、x=2x=2のときy=3y=3である1次関数を求める。
(2) xxの値が6増加するときのyyの値が4増加し、x=0x=0のときy=2y=-2である1次関数を求める。
(3) x=2x=2のときy=7y=-7, x=1x=-1のときy=8y=8である1次関数を求める。

2. 解き方の手順

(1) 求める1次関数をy=ax+by=ax+bとおきます。
変化の割合が-3なので、a=3a=-3です。
したがって、y=3x+by=-3x+bとなります。
x=2x=2のときy=3y=3なので、これを代入すると、3=3×2+b3=-3\times2+bとなります。
これを解くと、3=6+b3 = -6 + bより、b=9b = 9となります。
したがって、求める1次関数はy=3x+9y=-3x+9です。
(2) 求める1次関数をy=ax+by=ax+bとおきます。
xxの値が6増加するときのyyの値が4増加するので、変化の割合はa=46=23a = \frac{4}{6} = \frac{2}{3}となります。
したがって、y=23x+by=\frac{2}{3}x+bとなります。
x=0x=0のときy=2y=-2なので、切片は-2であり、b=2b=-2となります。
したがって、求める1次関数はy=23x2y=\frac{2}{3}x-2です。
(3) 求める1次関数をy=ax+by=ax+bとおきます。
x=2x=2のときy=7y=-7, x=1x=-1のときy=8y=8なので、
7=2a+b-7=2a+b
8=a+b8=-a+b
この連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと、
78=2a+b(a+b)-7-8=2a+b-(-a+b)
15=3a-15=3a
a=5a=-5
これを8=a+b8=-a+bに代入すると、
8=(5)+b8=-(-5)+b
8=5+b8=5+b
b=3b=3
したがって、求める1次関数はy=5x+3y=-5x+3です。

3. 最終的な答え

(1) y=3x+9y = -3x + 9
(2) y=23x2y = \frac{2}{3}x - 2
(3) y=5x+3y = -5x + 3

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