中心が直線 $y=x+13$ 上にあり、原点$(0,0)$と点$(2,3)$を通る円の方程式を求める。

幾何学円の方程式座標平面
2025/6/15

1. 問題の内容

中心が直線 y=x+13y=x+13 上にあり、原点(0,0)(0,0)と点(2,3)(2,3)を通る円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

円の中心を (a,b)(a, b) とすると、円の方程式は (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 で表される。
中心が直線 y=x+13y = x + 13 上にあるので、b=a+13b = a + 13 が成り立つ。
また、円は原点 (0,0)(0,0) と点 (2,3)(2,3) を通るので、
(0a)2+(0b)2=r2(0-a)^2 + (0-b)^2 = r^2
(2a)2+(3b)2=r2(2-a)^2 + (3-b)^2 = r^2
が成り立つ。
これらの式を展開し、整理する。
a2+b2=r2a^2 + b^2 = r^2
(2a)2+(3b)2=r2(2-a)^2 + (3-b)^2 = r^2
44a+a2+96b+b2=r24 - 4a + a^2 + 9 - 6b + b^2 = r^2
a2+b24a6b+13=r2a^2 + b^2 - 4a - 6b + 13 = r^2
a2+b2=r2a^2 + b^2 = r^2 より、
r24a6b+13=r2r^2 - 4a - 6b + 13 = r^2
4a6b+13=0-4a - 6b + 13 = 0
4a+6b=134a + 6b = 13
b=a+13b = a + 134a+6b=134a + 6b = 13 に代入する。
4a+6(a+13)=134a + 6(a + 13) = 13
4a+6a+78=134a + 6a + 78 = 13
10a=6510a = -65
a=6510=132a = -\frac{65}{10} = -\frac{13}{2}
b=a+13=132+13=132+262=132b = a + 13 = -\frac{13}{2} + 13 = -\frac{13}{2} + \frac{26}{2} = \frac{13}{2}
中心は (132,132)(-\frac{13}{2}, \frac{13}{2}) である。
r2=a2+b2=(132)2+(132)2=1694+1694=3384=1692r^2 = a^2 + b^2 = (-\frac{13}{2})^2 + (\frac{13}{2})^2 = \frac{169}{4} + \frac{169}{4} = \frac{338}{4} = \frac{169}{2}
円の方程式は
(x+132)2+(y132)2=1692(x + \frac{13}{2})^2 + (y - \frac{13}{2})^2 = \frac{169}{2}

3. 最終的な答え

(x+132)2+(y132)2=1692(x + \frac{13}{2})^2 + (y - \frac{13}{2})^2 = \frac{169}{2}

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