まず、与えられた比の式から、各辺の長さを定数kを用いて表します。
6a+b=5b+c=7c+a=kとおくと、 これらの式を全て足し合わせると、
2(a+b+c)=18k これと上記の式から、
c=(a+b+c)−(a+b)=9k−6k=3k a=(a+b+c)−(b+c)=9k−5k=4k b=(a+b+c)−(c+a)=9k−7k=2k よって、a:b:c=4:2:3となります。 a=4k, b=2k, c=3kと表せます。 次に、三角形の面積の公式を用います。三角形の面積をSとすると、
S=21bcsinA 315=21(2k)(3k)sinA 315=3k2sinA sinA=k215 余弦定理より、
a2=b2+c2−2bccosA (4k)2=(2k)2+(3k)2−2(2k)(3k)cosA 16k2=4k2+9k2−12k2cosA 3k2=−12k2cosA cosA=−41 sin2A+cos2A=1より、 sin2A=1−(−41)2=1−161=1615 sinA=415 sinA=k215なので、415=k215 したがって、a=4k=4(2)=8