連続する3つの偶数の積が48になるとき、これらの3つの偶数を求める問題です。

代数学方程式因数分解整数代数
2025/6/15

1. 問題の内容

連続する3つの偶数の積が48になるとき、これらの3つの偶数を求める問題です。

2. 解き方の手順

連続する3つの偶数を、n2n-2, nn, n+2n+2 とします。ここで、nnは偶数です。
これらの積が48なので、以下の式が成り立ちます。
(n2)n(n+2)=48(n-2) \cdot n \cdot (n+2) = 48
これを展開すると、
(n24)n=48(n^2 - 4) \cdot n = 48
n34n=48n^3 - 4n = 48
n34n48=0n^3 - 4n - 48 = 0
n=4n=4 を代入すると、434448=641648=04^3 - 4\cdot4 - 48 = 64 - 16 - 48 = 0となるため、n=4n=4 は解の一つです。
したがって、n4n-4 で因数分解できます。
(n4)(n2+4n+12)=0(n-4)(n^2 + 4n + 12) = 0
n2+4n+12=0n^2 + 4n + 12 = 0 の判別式は D=424112=1648=32<0D = 4^2 - 4 \cdot 1 \cdot 12 = 16 - 48 = -32 < 0 なので、実数解を持ちません。
したがって、n=4n=4のみが実数解です。
連続する3つの偶数は、n2=42=2n-2 = 4-2 = 2, n=4n = 4, n+2=4+2=6n+2 = 4+2 = 6 となります。

3. 最終的な答え

連続する3つの偶数は、2, 4, 6 です。

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