CONQUERという7文字の文字列について、以下の並び方の総数を求めます。 (1) CとRが両端にくる並び方 (2) OとNが隣り合う並び方 (3) C, N, Q, Rがこの順番で並ぶ並び方

離散数学順列組み合わせ文字列場合の数
2025/6/15

1. 問題の内容

CONQUERという7文字の文字列について、以下の並び方の総数を求めます。
(1) CとRが両端にくる並び方
(2) OとNが隣り合う並び方
(3) C, N, Q, Rがこの順番で並ぶ並び方

2. 解き方の手順

(1) CとRが両端にくる並び方
まず、CとRを両端に配置する方法は2通り(Cが左端、Rが右端、またはその逆)あります。
残りの5文字(O, N, Q, U, E)を真ん中の5つの場所に並べる方法は 5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通りです。
したがって、CとRが両端にくる並び方は、2×120=2402 \times 120 = 240通りです。
(2) OとNが隣り合う並び方
OとNを一つの塊として考えます。この塊を「ON」または「NO」と並べる方法は2通りあります。
この「ON」または「NO」の塊と残りの5文字(C, Q, U, E, R)を並べるので、合計6つのものを並べることになります。
6つのものを並べる方法は 6!=6×5×4×3×2×1=7206! = 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 720 通りです。
したがって、OとNが隣り合う並び方は、2×720=14402 \times 720 = 1440通りです。
(3) C, N, Q, Rがこの順番で並ぶ並び方
まず、7つの場所からC, N, Q, Rの4つの場所を選ぶ必要があります。これは 7C4_7C_4 で計算できます。
7C4=7!4!3!=7×6×53×2×1=35_7C_4 = \frac{7!}{4!3!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35 通りです。
選んだ4つの場所にC, N, Q, Rをこの順番に並べます。
残りの3つの場所には、E, O, Uを並べます。これは 3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6 通りです。
したがって、C, N, Q, Rがこの順番で並ぶ並び方は、35×6=21035 \times 6 = 210通りです。

3. 最終的な答え

(1) 240通り
(2) 1440通り
(3) 210通り

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