与えられた条件を満たす直線の式を求める問題です。 (1) 直線 $y=3x+1$ と平行で、直線 $y=-2x+5$ と $y$ 軸上で交わる直線。 (2) 切片が $-2$ で、点 $(2,1)$ を通る直線。 (3) 2点 $(3,-5)$, $(-6, -2)$ を通る直線。

幾何学直線の方程式傾き切片一次関数
2025/3/9

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす直線の式を求める問題です。
(1) 直線 y=3x+1y=3x+1 と平行で、直線 y=2x+5y=-2x+5yy 軸上で交わる直線。
(2) 切片が 2-2 で、点 (2,1)(2,1) を通る直線。
(3) 2点 (3,5)(3,-5), (6,2)(-6, -2) を通る直線。

2. 解き方の手順

(1)
平行な直線の傾きは等しいので、求める直線の傾きは 33 です。
直線 y=2x+5y=-2x+5yy 軸上で交わるということは、yy 切片が等しいということです。y=2x+5y=-2x+5yy 切片は 55 なので、求める直線の式は、傾きが 33, yy 切片が 55 の直線になります。
(2)
切片が 2-2 なので、求める直線の式は y=ax2y = ax - 2 と表すことができます。
この直線が点 (2,1)(2,1) を通るので、x=2,y=1x=2, y=1 を代入して aa を求めます。
1=a(2)21 = a(2) - 2
1=2a21 = 2a - 2
3=2a3 = 2a
a=32a = \frac{3}{2}
よって、求める直線の式は y=32x2y = \frac{3}{2}x - 2 です。
(3)
2点 (3,5)(3, -5), (6,2)(-6, -2) を通る直線の傾き aa を求めます。
a=2(5)63=2+59=39=13a = \frac{-2 - (-5)}{-6 - 3} = \frac{-2 + 5}{-9} = \frac{3}{-9} = -\frac{1}{3}
よって、求める直線の式は y=13x+by = -\frac{1}{3}x + b と表すことができます。
この直線が点 (3,5)(3,-5) を通るので、x=3,y=5x=3, y=-5 を代入して bb を求めます。
5=13(3)+b-5 = -\frac{1}{3}(3) + b
5=1+b-5 = -1 + b
b=4b = -4
よって、求める直線の式は y=13x4y = -\frac{1}{3}x - 4 です。

3. 最終的な答え

(1)
y=3x+5y = 3x + 5
(2)
y=32x2y = \frac{3}{2}x - 2
(3)
y=13x4y = -\frac{1}{3}x - 4

「幾何学」の関連問題

円の方程式 $x^2 + y^2 - 2x + 6y + n - 1 = 0$ が半径3の円を表すとき、定数 $n$ の値を求める問題です。

円の方程式半径標準形
2025/5/31

与えられた各図において、ベクトル$\vec{a}$と$\vec{b}$のなす角を求める。

ベクトル角度空間ベクトル
2025/5/31

点Aと点Bが与えられたとき、ベクトル$\overrightarrow{AB}$を成分で表す問題です。 (1) A(-1, 2), B(3, 3) (2) A(2, 5), B(-4, 0)

ベクトル座標成分表示
2025/5/31

与えられた図のベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$, $\vec{d}$ を成分表示で表す問題です。

ベクトル成分表示座標平面
2025/5/31

与えられた図において、ベクトル$\vec{a}$と$\vec{b}$のなす角、ベクトル$\vec{b}$と$\vec{c}$のなす角、ベクトル$\vec{c}$と$\vec{a}$のなす角をそれぞれ求...

ベクトル角度三角形
2025/5/31

平行四辺形OACBにおいて、対角線の交点をMとし、ベクトルOA=a, ベクトルOB=bとするとき、次のベクトルをa, bを用いて表す。 (1) ベクトルOC (2) ベクトルOM

ベクトル平行四辺形ベクトルの加法ベクトルの分解
2025/5/31

与えられたベクトルの和や差を、一つのベクトルで表現する問題です。

ベクトルベクトルの加法ベクトルの減法結合法則
2025/5/31

問題は、与えられたベクトル$\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$について、ベクトル$\vec{a} - \vec{b} + \vec{c}$を図示することと、別の図で与えられた...

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの図示
2025/5/31

この問題は、与えられたベクトル$\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$に対して、以下のベクトルを図示する問題です。 (1) $\vec{a} + \vec{b}$ と $\vec...

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの図示
2025/5/31

問題1-1: (1) 図のベクトル①と等しいベクトルを答える。 (2) 図のベクトル②の逆ベクトルを答える。 問題1-2: 図の平行四辺形ABCDにおいて、次の選択肢の中から正しいものを選ぶ。 (a)...

ベクトル平行四辺形ベクトルの相等逆ベクトル
2025/5/31