与えられた2次関数 $y = x^2 - 6x + 7$ に関して、以下の問いに答えます。 (1) グラフが上に凸か下に凸か。 (2) グラフの軸と頂点を求め、グラフを描く。(y軸との交点を記入) (3) 定義域 $-1 \le x \le 4$ におけるyの最大値と最小値を求める。 (4) 定義域 $0 \le x \le a$ において、$x=0$ でyが最大となるような定数 a の範囲を求める。

代数学二次関数グラフ最大値最小値平方完成定義域
2025/6/16
はい、この数学の問題を解きましょう。

1. 問題の内容

与えられた2次関数 y=x26x+7y = x^2 - 6x + 7 に関して、以下の問いに答えます。
(1) グラフが上に凸か下に凸か。
(2) グラフの軸と頂点を求め、グラフを描く。(y軸との交点を記入)
(3) 定義域 1x4-1 \le x \le 4 におけるyの最大値と最小値を求める。
(4) 定義域 0xa0 \le x \le a において、x=0x=0 でyが最大となるような定数 a の範囲を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2次関数のグラフの凸性
2次関数の係数(x2x^2 の係数)が正であれば下に凸、負であれば上に凸です。この場合、x2x^2 の係数は1で正なので、下に凸です。
(2) 軸と頂点の座標
与えられた関数を平方完成します。
y=x26x+7=(x26x+9)9+7=(x3)22y = x^2 - 6x + 7 = (x^2 - 6x + 9) - 9 + 7 = (x - 3)^2 - 2
よって、軸は直線 x=3x = 3 であり、頂点は (3,2)(3, -2) です。
y軸との交点は、x=0x = 0 を代入して y=026(0)+7=7y = 0^2 - 6(0) + 7 = 7 より、(0,7)(0, 7) です。
グラフについては省略します。
(3) 最大値と最小値
定義域 1x4-1 \le x \le 4 におけるyの最大値と最小値を求めます。
頂点のx座標は x=3x = 3 であり、これは定義域に含まれます。
x=1x = -1 のとき、y=(1)26(1)+7=1+6+7=14y = (-1)^2 - 6(-1) + 7 = 1 + 6 + 7 = 14
x=3x = 3 のとき、y=(3)26(3)+7=918+7=2y = (3)^2 - 6(3) + 7 = 9 - 18 + 7 = -2 (頂点)
x=4x = 4 のとき、y=(4)26(4)+7=1624+7=1y = (4)^2 - 6(4) + 7 = 16 - 24 + 7 = -1
よって、x=1x = -1 で最大値 14 をとり、x=3x = 3 で最小値 -2 をとります。
(4) 定数 a の範囲
定義域 0xa0 \le x \le a において、x=0x = 0 でyが最大となる条件を求めます。
グラフの軸は x=3x = 3 なので、0xa0 \le x \le a の範囲で、x=0x=0 でyが最大となるためには、a6a \le 6 かつ頂点よりも左側になければいけません。
x=0x=0のときy=7y=7であり、y=7y=7となるのはx=6x=6のときなので、0<a<60 < a < 6 となります。

3. 最終的な答え

(1) イ: 下
(2) ロ: 3, ハ: 3, ニ: -2
(3) ヘ: -1, ト: 14, チ: 3, リ: -2
(4) ヌ: 6

「代数学」の関連問題

与えられた式から、$S$を求める問題です。具体的には、以下の式が与えられています。 $(1-x)S = 1 + \frac{3x(1-x^{n-1})}{1-x} - (3n-2)x^n$ この式を変...

式の変形数式処理級数
2025/6/16

与えられた二次式 $5x^2 - 12x + 4$ を因数分解してください。

二次方程式因数分解たすき掛け
2025/6/16

与えられた二次式 $5x^2 - 12x + 4$ を因数分解します。

因数分解二次式ac法
2025/6/16

与えられた2次式 $2x^2 + 3x + 1$ を因数分解する問題です。

因数分解二次式展開
2025/6/16

$a = 18^{50}$とする。 (1) $\log_{10}\sqrt{18}$ と $\log_{10}5$ の値を求めよ。ただし、$\log_{10}2=0.3010$、$\log_{10}3...

対数指数桁数常用対数進法
2025/6/16

与えられた2つの二次関数を平方完成して、頂点を求める問題です。 (1) $y = x^2 - 6x + 12$ (2) $y = x^2 - 2x - 2$

二次関数平方完成頂点
2025/6/16

$\frac{1}{\sqrt{5}-2}$ の整数の部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の値を求める。 (1) $a$, $b$ の値 (2) $b+\frac{1}{b}$, $b...

平方根有理化整数部分小数部分式の計算
2025/6/16

花火職人の福田先生が打ち上げる花火の軌道が放物線となる。川岸の高さ2mの地点から打ち上げられ、高さ50mの頂点に達し、川岸から4m離れた地点で破裂する。この放物線の式を求め、頂点、軸、形状を答える。

二次関数放物線グラフ頂点数式
2025/6/16

花火職人の福田先生が打ち上げる花火の軌道を2次関数で表す問題です。花火は川岸の地面から2mの高台から打ち上げられ、放物線を描きながら高さ50mの頂点に達し、川岸から4m離れた場所で破裂します。川岸から...

二次関数放物線グラフ関数数式
2025/6/16

連立方程式 $5x - 4y = -4$ と $ax + 2y = a - 3$ が与えられており、その解の比が $x:y = 2:3$ であるとき、(1) 連立方程式の解を求め、(2) $a$ の値...

連立方程式代入
2025/6/16