与えられた微分方程式について、階数、斉次/非斉次、線形/非線形を判定します。問題は(a)から(f)までの6つの微分方程式について、それぞれ上記の性質を答えるものです。ここで、 y, x, $\theta$, I 以外は定数として扱います。

解析学微分方程式階数斉次線形
2025/6/16

1. 問題の内容

与えられた微分方程式について、階数、斉次/非斉次、線形/非線形を判定します。問題は(a)から(f)までの6つの微分方程式について、それぞれ上記の性質を答えるものです。ここで、 y, x, θ\theta, I 以外は定数として扱います。

2. 解き方の手順

(a) y+3y2y+3=0y'' + 3y' - 2y + 3 = 0
* 階数: 2階 (y'' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 非斉次 (定数項 3 が存在するため)
* 線形/非線形: 線形 (yとその微分項は線形)
(b) y2y=0y' - 2\sqrt{y} = 0
* 階数: 1階 (y' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 斉次 (全ての項が y または y' の次数を持つため)
* 線形/非線形: 非線形 (y\sqrt{y} の項が存在するため)
(c) y+3y2y+sinx=0y'' + 3y' - 2y + \sin x = 0
* 階数: 2階 (y'' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 非斉次 (sinx が存在するため)
* 線形/非線形: 線形 (yとその微分項は線形)
(d) my=mgmy'' = -mg
* 階数: 2階 (y'' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 非斉次 (定数項 -mg が存在するため)
* 線形/非線形: 線形 (yとその微分項は線形)
(e) mlθ=mgsinθml\theta'' = -mg\sin\theta
* 階数: 2階 (θ\theta'' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 斉次 (全ての項がθ\thetaまたはθ\theta''の次数を持つため)
* 線形/非線形: 非線形 (sinθ\sin\theta の項が存在するため)
(f) mlθ=mgθml\theta'' = -mg\theta
* 階数: 2階 (θ\theta'' が含まれるため)
* 斉次/非斉次: 斉次 (全ての項がθ\thetaまたはθ\theta''の次数を持つため)
* 線形/非線形: 線形 (θ\thetaとその微分項は線形)

3. 最終的な答え

(a) 2階、非斉次、線形
(b) 1階、斉次、非線形
(c) 2階、非斉次、線形
(d) 2階、非斉次、線形
(e) 2階、斉次、非線形
(f) 2階、斉次、線形

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