四面体OABCにおいて、辺OAを1:2に内分する点をD、辺OBの中点をE、辺OCを2:1に内分する点をFとする。三角形DEFの重心をGとし、直線OGと平面ABCの交点をPとする。$\overrightarrow{OA} = \vec{a}$, $\overrightarrow{OB} = \vec{b}$, $\overrightarrow{OC} = \vec{c}$ とするとき、$\overrightarrow{OP}$ を $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$ を用いて表す。
2025/6/16
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、辺OAを1:2に内分する点をD、辺OBの中点をE、辺OCを2:1に内分する点をFとする。三角形DEFの重心をGとし、直線OGと平面ABCの交点をPとする。, , とするとき、 を , , を用いて表す。
2. 解き方の手順
まず、点D, E, Fの位置ベクトルを , , で表す。
Dは辺OAを1:2に内分するので、
Eは辺OBの中点なので、
Fは辺OCを2:1に内分するので、
次に、三角形DEFの重心Gの位置ベクトル を , , で表す。
点Pは直線OG上にあるので、ある実数 を用いて と表せる。
また、点Pは平面ABC上にあるので、ある実数 , を用いて と表せる。
は一意に表せるので、
これらを足し合わせると、
したがって、