(1) ACの長さを求める。△OBCにおいて、DはBCの中点なので、中線定理より OB2+OC2=2(OD2+BD2) (5)2+(5)2=2(OD2+(3)2) 10=2(OD2+3) 5=OD2+3 △OACにおいて、余弦定理より AC2=OA2+OC2−2OA⋅OCcos∠AOC AC2=(25)2+(5)2−2(25)(5)cos120∘ AC2=20+5−20(−21) AC2=25+10=35 AC=35 (2) ADの長さを求める。△ABCにおいて、AB=AC=35, BC=23であり、DはBCの中点なので、BD=CD=3。 △ABDにおいて、余弦定理より AB2=AD2+BD2−2AD⋅BDcos∠ADB しかし、∠ADBは不明なので、中線定理を用いる。 AB2+AC2=2(AD2+BD2) (35)2+(35)2=2(AD2+(3)2) 35+35=2(AD2+3) 70=2(AD2+3) 35=AD2+3 AD=32=42 (3) cos∠AODの値を求める。△OADにおいて、OA=25, OD=2, AD=42なので、余弦定理より AD2=OA2+OD2−2OA⋅ODcos∠AOD (42)2=(25)2+(2)2−2(25)(2)cos∠AOD 32=20+2−410cos∠AOD 10=−410cos∠AOD cos∠AOD=−41010=−2105=−20510=−410 (4) △OADの面積Sを求める。sin2∠AOD+cos2∠AOD=1より sin2∠AOD=1−(−410)2=1−1610=166=83 sin∠AOD=83=83=223=46 S=21OA⋅ODsin∠AOD=21(25)(2)(46)=8260=824⋅15=8415=215 (5) 頂点Oから△ABCに下ろした垂線OHの長さを求める。まず△ABCの面積を求める。ヘロンの公式より、s=235+35+23=35+3 S△ABC=s(s−a)(s−b)(s−c)=(35+3)(3)(3)(35−3)=3(352−32)=3(35−3)=3⋅32=96=46 四面体OABCの体積をVとすると、V=31S△ABC⋅OH=3146⋅OH また、DはBCの中点なので、四面体OABCの体積Vは、四面体OABDと四面体OACDの体積の和に等しい。
四面体OABDの体積 = 31S△OAD⋅h1, 四面体OACDの体積 = 31S△OAD⋅h2. V=61BC⋅S△OAD⋅h=31S△OBCOA=61V △OBCの面積は、21OB⋅OCsin∠BOC=21⋅5⋅5⋅sin∠BOC=25sin∠BOC BC2=OB2+OC2−2OB⋅OCcos∠BOC 12=5+5−10cos∠BOC 2=−10cos∠BOC cos∠BOC=−51 sin2∠BOC=1−251=2524 sin∠BOC=526 △OBC=25⋅526=6 四面体OABCの体積はV=31hS△ABC. △OADの面積S=215 ∠AOD=cos−1(−410)=θ V=6OA⋅OB⋅OC1+2cosαcosβcosγ−cos2α−cos2β−cos2γ VOABC=31(15/2)3