問題5は、正三角形と長方形を組み合わせた五角形の周の長さ $l$ に関する問題です。 (1) 長方形の横の長さ $b$ を、正三角形の一辺の長さ $a$ と周の長さ $l$ を用いて表します。 (2) $a = 8$, $l = 30$ のとき、$b$ の値を求めます。 問題6は、自然数を規則的に並べた表において、斜めに4つの数を囲んだ時の和が4の倍数になることを、文字を使って説明する問題です。
2025/6/16
1. 問題の内容
問題5は、正三角形と長方形を組み合わせた五角形の周の長さ に関する問題です。
(1) 長方形の横の長さ を、正三角形の一辺の長さ と周の長さ を用いて表します。
(2) , のとき、 の値を求めます。
問題6は、自然数を規則的に並べた表において、斜めに4つの数を囲んだ時の和が4の倍数になることを、文字を使って説明する問題です。
2. 解き方の手順
問題5 (1)
五角形の周の長さ は、正三角形の2辺 ( が2つ) と、長方形の横の長さ ( が1つ) と縦の長さ ( が2つ) の和で表されます。ただし、正三角形と長方形が重なっている部分は周の長さに含まれません。したがって、
について解くと、
問題5 (2)
(1) で求めた式に、 と を代入します。
問題6
表の中で、斜めに並んだ4つの数を考えます。左上の数を とすると、他の3つの数はそれぞれ , , と表すことができます。
これらの和は、
これは4の倍数であることがわかります。
3. 最終的な答え
問題5 (1):
問題5 (2):
問題6:
斜めに並んだ4つの数を左上の数 を用いて , , , と表すと、これらの和は となり、4の倍数である。