放物線 $y = -2x^2 + 3x + 1$ を平行移動したものが、2点 $(-2, 0)$ と $(1, 12)$ を通るとき、その放物線の方程式を求めよ。

代数学放物線平行移動二次関数方程式
2025/6/16

1. 問題の内容

放物線 y=2x2+3x+1y = -2x^2 + 3x + 1 を平行移動したものが、2点 (2,0)(-2, 0)(1,12)(1, 12) を通るとき、その放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

平行移動後の放物線の方程式を y=2(xp)2+3(xp)+1+qy = -2(x - p)^2 + 3(x - p) + 1 + q とおく。
ただし、y=2x2+3x+1y = -2x^2 + 3x + 1xx 軸方向に pp, yy 軸方向に qq 平行移動したとする。
展開すると、y=2(x22xp+p2)+3x3p+1+qy = -2(x^2 - 2xp + p^2) + 3x - 3p + 1 + q
y=2x2+4xp2p2+3x3p+1+qy = -2x^2 + 4xp - 2p^2 + 3x - 3p + 1 + q となる。
よって、平行移動後の放物線の方程式を y=2x2+bx+cy = -2x^2 + bx + c とおく。
この放物線が2点 (2,0)(-2, 0)(1,12)(1, 12) を通るので、それぞれの座標を代入する。
(2,0)(-2, 0) を代入すると、
0=2(2)2+b(2)+c0 = -2(-2)^2 + b(-2) + c
0=82b+c0 = -8 - 2b + c
2bc=82b - c = -8 ...(1)
(1,12)(1, 12) を代入すると、
12=2(1)2+b(1)+c12 = -2(1)^2 + b(1) + c
12=2+b+c12 = -2 + b + c
b+c=14b + c = 14 ...(2)
(1) + (2) より
3b=63b = 6
b=2b = 2
(2) に b=2b = 2 を代入すると、
2+c=142 + c = 14
c=12c = 12
よって、平行移動後の放物線の方程式は、y=2x2+2x+12y = -2x^2 + 2x + 12 となる。

3. 最終的な答え

y=2x2+2x+12y = -2x^2 + 2x + 12

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