(1) ∠CDAについて
四角形ABCDは円に内接するので、対角の和は180°である。したがって、∠CDA + ∠ABC = 180°。
∠ABC = 60°なので、∠CDA = 180° - 60° = 120°。
(2) ACについて
△ABCにおいて、余弦定理より、
AC2=AB2+BC2−2∗AB∗BC∗cos∠ABC AC2=22+32−2∗2∗3∗cos60° AC2=4+9−12∗(1/2) AC2=13−6=7 (3) ADについて
△ACDにおいて、余弦定理より、
AC2=AD2+CD2−2∗AD∗CD∗cos∠CDA 7=AD2+12−2∗AD∗1∗cos120° 7=AD2+1−2AD∗(−1/2) 7=AD2+1+AD AD2+AD−6=0 (AD+3)(AD−2)=0 AD>0より、AD=2
(4) BDについて
△ABDにおいて、余弦定理より、
BD2=AB2+AD2−2∗AB∗AD∗cos∠BAD まず、∠BADを求める。四角形ABCDは円に内接するので、∠BAD + ∠BCD = 180°。
△BCDにおいて、余弦定理より、BD2=BC2+CD2−2⋅BC⋅CD⋅cos(∠BCD) BD2=32+12−2⋅3⋅1⋅cos(∠BCD)=10−6cos(∠BCD) △ABCにおいて、余弦定理より、AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BC⋅cos(∠ABC) AC2=22+32−2⋅2⋅3⋅cos(60°)=4+9−6=7 △ACDにおいて、余弦定理より、AC2=AD2+CD2−2⋅AD⋅CD⋅cos(∠CDA) AC2=22+12−2⋅2⋅1⋅cos(120°)=4+1+2=7 トレミーの定理より、AC⋅BD=AB⋅CD+AD⋅BC 7⋅BD=2⋅1+2⋅3=2+6=8 BD=78=787