## 問題の内容
三角形ABCにおいて、辺BCを2:1に外分する点をP、辺ABを1:2に内分する点をQ、辺CAの中点をRとする。
(1) 3点P, Q, Rが一直線上にあることを証明せよ。
(2) QR:QPを求めよ。
## 解き方の手順
**(1) 3点P, Q, Rが一直線上にあることの証明**
ベクトルを用いて考える。
a=OA、b=OB、c=OCとする。 点Pは辺BCを2:1に外分するので、
p=−b+2c 点Qは辺ABを1:2に内分するので、
q=32a+b 点Rは辺CAの中点なので、
r=2a+c QR=r−q=2a+c−32a+b=63a+3c−4a−2b=6−a−2b+3c QP=p−q=(−b+2c)−32a+b=3−3b+6c−2a−b=3−2a−4b+6c QP=12⋅3×1−a−2b+3c=4⋅6−a−2b+3c=4QR QP=4QRより、QPとQRは平行であり、点Qを共有しているため、3点P, Q, Rは一直線上にある。 **(2) QR:QPの計算**
(1)より、QP=4QRであるから、QR=41QP したがって、QR:QP = 1:4
## 最終的な答え
(1) 3点P, Q, Rは一直線上にある。
(2) QR:QP = 1:4