まず、2つの式を連立させ、共有点を持つ条件を考える。
x+2=x+a 両辺を2乗する。
x+2=(x+a)2 x+2=x2+2ax+a2 x2+(2a−1)x+a2−2=0 この2次方程式が実数解を持つ条件を考える。判別式を D とすると、 D=(2a−1)2−4(a2−2)=4a2−4a+1−4a2+8=−4a+9 共有点を持つためには、判別式が0以上である必要がある。
−4a+9≥0 a≤49 しかし、2乗する前に x+a≥0、すなわち x≥−a の条件が必要である。x2+(2a−1)x+a2−2=0 の解を α とすると、α≥−a である必要がある。 α=2−(2a−1)±−4a+9 x+2の定義域は x≥−2 である。y=x+a が (−2,0) を通るとき、a=2 である。この時、x=−2となり、共有点を一つ持つ。 a>49の時、実数解を持たない。 x+a≥0 を満たすことが必要なので、 a=2 のとき、x=−2 となり、y=0。共有点は1つ。 y=x+2 と y=x+a が接するときの a の値を考える。これは D=0 のときなので、a=49。このとき、x=21−2a=21−29=2−27=−47。このとき、x+a=−47+49=42=21≥0 なので、これは条件を満たす。 a=2のとき、共有点は1つ。a<2 のとき、共有点は2つになる。 共有点が2個であるとき、a<2かつ a≤49。したがって、a<2。 このとき、判別式が正であり、x≥−aを満たす。