マッチ棒を使って正三角形を左から順に作っていく。 ①正三角形を5個作るときに必要なマッチ棒の本数を求める。 ②正三角形をn個作るときに必要なマッチ棒の本数を求める。

算数等差数列パターン認識規則性
2025/6/17

1. 問題の内容

マッチ棒を使って正三角形を左から順に作っていく。
①正三角形を5個作るときに必要なマッチ棒の本数を求める。
②正三角形をn個作るときに必要なマッチ棒の本数を求める。

2. 解き方の手順

①正三角形が1個のとき、マッチ棒は3本必要である。
正三角形が2個のとき、マッチ棒は5本必要である。
正三角形が3個のとき、マッチ棒は7本必要である。
正三角形が増えるごとに、マッチ棒は2本ずつ増える。
これは等差数列の問題である。
正三角形が5個のとき、マッチ棒の本数を計算する。
初項は3、公差は2である。
②正三角形がn個のときのマッチ棒の本数を求める。
初項は3、公差は2の等差数列の一般項を求める。
等差数列の一般項は、an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)dで求められる。
a1=3a_1 = 3, d=2d = 2 を代入する。
an=3+(n1)2a_n = 3 + (n-1)2
an=3+2n2a_n = 3 + 2n - 2
an=2n+1a_n = 2n + 1

3. 最終的な答え

①正三角形を5個作るとき、必要なマッチ棒の本数は 2×5+1=112 \times 5 + 1 = 11本。
②正三角形をn個作るとき、必要なマッチ棒の本数は 2n+12n + 1本。