$A+B+C$ は12の倍数であることを、文字式を使って説明する。

代数学倍数因数分解文字式整数
2025/6/17

1. 問題の内容

A+B+CA+B+C は12の倍数であることを、文字式を使って説明する。

2. 解き方の手順

まず、A,B,CA, B, C をそれぞれ定義します。
* A=4xA = 4x
* B=4yB = 4y
* C=4zC = 4z
ここで、x,y,zx, y, z は整数とします。
このとき、A+B+CA+B+C は、
A+B+C=4x+4y+4zA + B + C = 4x + 4y + 4z
と表すことができます。
右辺を因数分解すると、
A+B+C=4(x+y+z)A + B + C = 4(x + y + z)
となります。問題文には、A+B+CA+B+C は12の倍数であると書かれています。そのため、A,B,CA, B, C を以下のように定義しなおします。
* A=12xA = 12x
* B=12yB = 12y
* C=12zC = 12z
ここで、x,y,zx, y, z は整数とします。
このとき、A+B+CA+B+C は、
A+B+C=12x+12y+12zA + B + C = 12x + 12y + 12z
と表すことができます。
右辺を因数分解すると、
A+B+C=12(x+y+z)A + B + C = 12(x + y + z)
となります。x,y,zx, y, z は整数なので、x+y+zx+y+z も整数となります。
したがって、A+B+CA+B+C は12の整数倍であり、12の倍数であることが示されました。
また、A=4x,B=4y,C=4zA = 4x, B = 4y, C = 4z のように定義した場合、A+B+C=4(x+y+z)A + B + C = 4(x + y + z) となりますが、x+y+zx + y + z が3の倍数であれば、A+B+CA + B + C は12の倍数となります。例えば、x+y+z=3kx + y + z = 3k となる整数 kk が存在する場合、A+B+C=4(3k)=12kA + B + C = 4(3k) = 12k となり、12の倍数となります。

3. 最終的な答え

A,B,CA, B, C をそれぞれ 12x,12y,12z12x, 12y, 12z (x,y,zx, y, z は整数) と表すと、A+B+C=12(x+y+z)A+B+C = 12(x+y+z) となり、12の倍数であることが説明できる。

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