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1. 問題の内容
画像に写っている数学の問題は以下の通りです。
6. 3点 A(2, 7), B(-4, -2), C(5, 4) を頂点とする三角形 ABC の重心 G の座標を求める。
7. 次の直線の方程式を求める。
(1) 点 A(3, 1) を通り、傾きが -2 の直線。
(2) 2点 A(2, 3), B(4, -1) を通る直線。
(3) 2点 A(-4, -2), B(-4, 3) を通る直線。
8. 2直線 $y = 2x - 1$ と $y = -x + 5$ の交点の座標を求める。
9. 次の直線の方程式を求める。
(1) 点 (3, 1) を通り、直線 に平行な直線。
(2) 点 (3, 1) を通り、直線 に垂直な直線。
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2. 解き方の手順
6. 重心の座標は、各頂点の座標の平均を取ることで求められます。つまり、重心Gの座標 $(x_G, y_G)$ は、
で計算できます。
7. (1) 傾き $m$、点 $(x_1, y_1)$ を通る直線の方程式は、$y - y_1 = m(x - x_1)$ で求められます。
(2) 2点 , を通る直線の方程式は、 で求められます。
(3) (2)と同様に求めます。
8. 2直線の交点の座標は、2つの直線の方程式を連立させて解くことで求められます。
9. (1) 平行な直線の傾きは等しくなります。点 $(x_1, y_1)$ を通り、傾き $m$ の直線の方程式は $y - y_1 = m(x - x_1)$ で求められます。
(2) 垂直な直線の傾きの積は -1 になります。与えられた直線の傾きが のとき、それに垂直な直線の傾きは となります。点 を通り、傾き の直線の方程式は で求められます。
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3. 最終的な答え
6. $x_G = \frac{2 + (-4) + 5}{3} = \frac{3}{3} = 1$
したがって、重心 G の座標は (1, 3) です。
7. (1) $y - 1 = -2(x - 3)$
(2)
(3)
分母が0になるので、これは傾きが存在しない直線(x軸に垂直な直線)を表します。
この場合、2点のx座標が同じであることから、直線は
8. $y = 2x - 1$
連立して解くと、
したがって、交点の座標は (2, 3) です。
9. (1) 平行な直線の傾きは -2 なので、
(2) 垂直な直線の傾きは なので、