立方体において、直線ABと直線BDのなす角を求める問題です。

幾何学立方体角度余弦定理空間図形
2025/6/17

1. 問題の内容

立方体において、直線ABと直線BDのなす角を求める問題です。

2. 解き方の手順

* 立方体の各辺の長さを aa とします。
* 三角形ABDは二等辺三角形であることを確認します。
* AB=AD=aAB = AD = a
* BD=AB2+AD2=a2+a2=2a2=a2BD = \sqrt{AB^2 + AD^2} = \sqrt{a^2 + a^2} = \sqrt{2a^2} = a\sqrt{2}
* 余弦定理を用いて、ABD\angle ABD を計算します。
* 余弦定理は c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab \cos{C} であり、この場合 AD2=AB2+BD22(AB)(BD)cosABDAD^2 = AB^2 + BD^2 - 2(AB)(BD) \cos{\angle ABD} となります。
* a2=a2+(a2)22(a)(a2)cosABDa^2 = a^2 + (a\sqrt{2})^2 - 2(a)(a\sqrt{2})\cos{\angle ABD}
* a2=a2+2a222a2cosABDa^2 = a^2 + 2a^2 - 2\sqrt{2} a^2 \cos{\angle ABD}
* 0=2a222a2cosABD0 = 2a^2 - 2\sqrt{2} a^2 \cos{\angle ABD}
* 22a2cosABD=2a22\sqrt{2} a^2 \cos{\angle ABD} = 2a^2
* cosABD=2a222a2=12=22\cos{\angle ABD} = \frac{2a^2}{2\sqrt{2} a^2} = \frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}
* ABD=45\angle ABD = 45^\circ

3. 最終的な答え

45度

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