一辺の長さが $2a$ の合同な正方形ABCDとDEFGが重なっており、辺BCとEFの交点をHとする。BH = $b$ のとき、図の色のついた部分の面積を求める。

幾何学正方形面積図形
2025/6/17

1. 問題の内容

一辺の長さが 2a2a の合同な正方形ABCDとDEFGが重なっており、辺BCとEFの交点をHとする。BH = bb のとき、図の色のついた部分の面積を求める。

2. 解き方の手順

色のついた部分の面積は、正方形DEFGの面積から三角形ECHの面積を引いたものとして求められる。
まず、正方形DEFGの面積は、一辺の長さが 2a2a なので、
(2a)2=4a2(2a)^2 = 4a^2
となる。
次に、三角形ECHの面積を求める。
HC = BC - BH = 2ab2a - b
正方形なので、∠ECH = 90°。よって、三角形ECHは直角三角形である。
EC = 2a2a
よって、三角形ECHの面積は、
12×HC×EC=12×(2ab)×2a=a(2ab)=2a2ab\frac{1}{2} \times HC \times EC = \frac{1}{2} \times (2a - b) \times 2a = a(2a - b) = 2a^2 - ab
となる。
したがって、色のついた部分の面積は、正方形DEFGの面積から三角形ECHの面積を引いて、
4a2(2a2ab)=4a22a2+ab=2a2+ab4a^2 - (2a^2 - ab) = 4a^2 - 2a^2 + ab = 2a^2 + ab
となる。

3. 最終的な答え

2a2+ab2a^2 + ab

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