半径 $r = 2.0 \ m$ の円周上を周期 $T = 2.0 \ s$ で一定の速さで運動している質量 $m = 2.0 \ kg$ の物体について、加速度の大きさ $a \ [m/s^2]$ と向心力の大きさ $F \ [N]$ を求める問題です。ただし、円周率 $\pi = 3.14$ とし、有効数字2桁で答えます。

応用数学力学円運動加速度向心力物理
2025/3/28

1. 問題の内容

半径 r=2.0 mr = 2.0 \ m の円周上を周期 T=2.0 sT = 2.0 \ s で一定の速さで運動している質量 m=2.0 kgm = 2.0 \ kg の物体について、加速度の大きさ a [m/s2]a \ [m/s^2] と向心力の大きさ F [N]F \ [N] を求める問題です。ただし、円周率 π=3.14\pi = 3.14 とし、有効数字2桁で答えます。

2. 解き方の手順

まず、物体の速さ vv を求めます。速さは、円周の長さ 2πr2\pi r を周期 TT で割ることで求められます。
v=2πrTv = \frac{2\pi r}{T}
次に、加速度の大きさ aa を求めます。加速度は、a=v2ra = \frac{v^2}{r} で計算できます。
最後に、向心力の大きさ FF を求めます。向心力は、F=maF = ma で計算できます。
具体的な計算は以下の通りです。
v=2×3.14×2.02.0=6.28 m/sv = \frac{2 \times 3.14 \times 2.0}{2.0} = 6.28 \ m/s
a=(6.28)22.0=39.43842.0=19.7192 m/s2a = \frac{(6.28)^2}{2.0} = \frac{39.4384}{2.0} = 19.7192 \ m/s^2
有効数字2桁で表現すると、
a20 m/s2a \approx 20 \ m/s^2
F=2.0×19.7192=39.4384 NF = 2.0 \times 19.7192 = 39.4384 \ N
有効数字2桁で表現すると、
F39 NF \approx 39 \ N

3. 最終的な答え

加速度 a=20 m/s2a = 20 \ m/s^2
向心力 F=39 NF = 39 \ N

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