直線 $l: y = -x + 4$ に対して、点 $A(3, 5)$ と対称な点 $B$ の座標を求めます。

幾何学座標平面対称な点直線垂直連立方程式中点
2025/6/18

1. 問題の内容

直線 l:y=x+4l: y = -x + 4 に対して、点 A(3,5)A(3, 5) と対称な点 BB の座標を求めます。

2. 解き方の手順

まず、点 AA を通り、直線 ll に垂直な直線を求めます。直線 ll の傾きは 1-1 なので、この垂直な直線の傾きは 11 になります。点 A(3,5)A(3, 5) を通る傾き 11 の直線の方程式は、
y5=1(x3)y - 5 = 1(x - 3)
y=x+2y = x + 2
となります。
次に、この直線と直線 ll の交点を求めます。連立方程式
y=x+4y = -x + 4
y=x+2y = x + 2
を解きます。x+2=x+4x + 2 = -x + 4 より、2x=22x = 2 なので、x=1x = 1 となり、y=1+2=3y = 1 + 2 = 3 となります。したがって、交点は (1,3)(1, 3) です。
この交点を点 MM とします。点 MM は点 AA と点 BB の中点なので、点 BB の座標を (x,y)(x, y) とすると、
3+x2=1\frac{3 + x}{2} = 1
5+y2=3\frac{5 + y}{2} = 3
となります。これらの式を解くと、
3+x=23 + x = 2 より x=1x = -1
5+y=65 + y = 6 より y=1y = 1
したがって、点 BB の座標は (1,1)(-1, 1) となります。

3. 最終的な答え

(1,1)(-1, 1)

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