与えられた問題は、$\sum_{k=1}^{n} (5k + 4)$ の総和を計算することです。

代数学数列総和シグマ記号等差数列
2025/6/18

1. 問題の内容

与えられた問題は、k=1n(5k+4)\sum_{k=1}^{n} (5k + 4) の総和を計算することです。

2. 解き方の手順

総和の性質を利用して、式を分解します。
k=1n(5k+4)=k=1n5k+k=1n4\sum_{k=1}^{n} (5k + 4) = \sum_{k=1}^{n} 5k + \sum_{k=1}^{n} 4
定数倍の総和は定数を前に出すことができます。
k=1n5k=5k=1nk\sum_{k=1}^{n} 5k = 5 \sum_{k=1}^{n} k
k=1nk=n(n+1)2\sum_{k=1}^{n} k = \frac{n(n+1)}{2} であることを利用します。
k=1n4=4n\sum_{k=1}^{n} 4 = 4n であることを利用します。
よって、
k=1n(5k+4)=5k=1nk+k=1n4=5n(n+1)2+4n\sum_{k=1}^{n} (5k + 4) = 5 \sum_{k=1}^{n} k + \sum_{k=1}^{n} 4 = 5 \cdot \frac{n(n+1)}{2} + 4n
式を整理します。
5n(n+1)2+4n=5n(n+1)2+8n2=5n2+5n+8n2=5n2+13n25 \cdot \frac{n(n+1)}{2} + 4n = \frac{5n(n+1)}{2} + \frac{8n}{2} = \frac{5n^2 + 5n + 8n}{2} = \frac{5n^2 + 13n}{2}

3. 最終的な答え

5n2+13n2\frac{5n^2 + 13n}{2}

「代数学」の関連問題

関数 $y=ax+b$ において、$x$ の定義域が $-1 \le x \le 2$ のとき、$y$ の値域が $-7 \le y \le 8$ となるような定数 $a, b$ の値を、$a > 0...

一次関数連立方程式関数の値域
2025/6/18

与えられた関数のグラフが点$(2, -a)$を通るように、定数 $a$ の値を求める問題です。2つの関数があります。 (1) $y = \frac{3x - a}{x - a}$ (2) $y = \...

関数グラフ代入方程式二次方程式平方根
2025/6/18

関数 $y = 2x + a$ において、定義域が $-4 \le x \le b$ のとき、値域が $-5 \le y \le 7$ となるような定数 $a$ と $b$ の値を求める。

一次関数定義域値域連立方程式
2025/6/18

関数 $y = ax + 5$ (定義域 $2 \le x \le 3$)の値域が $-1 \le y \le b$ となるような定数 $a, b$ の値を求めよ。

一次関数値域不等式
2025/6/18

与えられた放物線を、$x$軸方向に1、$y$軸方向に-2だけ平行移動した放物線の方程式を求める問題です。 放物線は3つ与えられています。

二次関数放物線平行移動方程式
2025/6/18

問題は、式 $12a^2b \times (-3ab) \div 9ab$ を計算することです。

式の計算単項式指数法則乗除算
2025/6/18

与えられた数列の第k項をkの式で表し、初項から第n項までの和 $S_n$ を求める問題です。与えられた数列は、1, 1+2, 1+2+3, ..., 1+2+3+...+n, ... という形をしてい...

数列シグマ等差数列級数
2025/6/18

与えられた2次関数について、グラフの概形を描き、軸の方程式と頂点の座標を求める問題です。対象となる2次関数は以下の5つです。 (1) $y = 2x^2 + 5x + 2$ (2) $y = \fra...

二次関数グラフ平方完成頂点
2025/6/18

連続する3つの整数において、一番大きい数と一番小さい数の積に1を足した数が、真ん中の数の2乗になることを、真ん中の数を $n$ として証明する。

整数代数証明式の展開
2025/6/18

与えられた式 $4a^2 - b^2 + 2bc - c^2$ を因数分解せよ。

因数分解式の展開差の二乗
2025/6/18