1から100までの整数のうち、2の倍数の集合をA、9の倍数の集合をBとします。 (1) $n(A)$ (2) $n(B)$ (3) $n(A \cap B)$ (4) $n(A \cup B)$ (5) $n(\overline{B})$ (6) $n(\overline{A} \cap B)$ の値を求める問題です。

算数集合倍数要素数補集合
2025/6/18

1. 問題の内容

1から100までの整数のうち、2の倍数の集合をA、9の倍数の集合をBとします。
(1) n(A)n(A) (2) n(B)n(B) (3) n(AB)n(A \cap B) (4) n(AB)n(A \cup B) (5) n(B)n(\overline{B}) (6) n(AB)n(\overline{A} \cap B) の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) n(A)n(A)は1から100までの整数のうち、2の倍数の個数です。
 n(A)=1002=50n(A) = \lfloor \frac{100}{2} \rfloor = 50
(2) n(B)n(B)は1から100までの整数のうち、9の倍数の個数です。
 n(B)=1009=11n(B) = \lfloor \frac{100}{9} \rfloor = 11
(3) n(AB)n(A \cap B)は1から100までの整数のうち、2の倍数かつ9の倍数、つまり18の倍数の個数です。
 n(AB)=10018=5n(A \cap B) = \lfloor \frac{100}{18} \rfloor = 5
(4) n(AB)n(A \cup B)は集合Aと集合Bの和集合の要素数です。
 n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)=50+115=56n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) = 50 + 11 - 5 = 56
(5) n(B)n(\overline{B})は集合Bの補集合の要素数です。全体集合は1から100までの整数なので、要素数は100です。
 n(B)=100n(B)=10011=89n(\overline{B}) = 100 - n(B) = 100 - 11 = 89
(6) n(AB)n(\overline{A} \cap B)は集合Aの補集合と集合Bの共通部分の要素数です。これは集合Bから集合AとBの共通部分を取り除いたものに等しいです。
 n(AB)=n(B)n(AB)=115=6n(\overline{A} \cap B) = n(B) - n(A \cap B) = 11 - 5 = 6

3. 最終的な答え

(1) 50
(2) 11
(3) 5
(4) 56
(5) 89
(6) 6

「算数」の関連問題

100以下の自然数について、以下の数をそれぞれ求めます。 (1) 2の倍数かつ5の倍数である数 (2) 2の倍数または5の倍数である数 (3) 2でも5でも割り切れない数

倍数約数集合和の法則
2025/6/18

以下の計算問題を解きます。 $2 + \frac{5}{6} \times \frac{2}{3} \times \frac{4}{5} + \frac{3}{4} \div \frac{4}{5} ...

四則演算分数小数
2025/6/18

与えられた数式 $4.5 - \frac{1}{4} \div 2 + 2.1 \times 5 \div \frac{1}{5} - 0.25 \div \frac{1}{4}$ を計算し、答えを求...

四則演算分数小数
2025/6/18

$1.6 \div 3 \div 2\frac{2}{3} \times 1.25$ を計算します。

四則演算分数小数帯分数
2025/6/18

この問題は、数の演算について2つの問いに答えるものです。 (1) 実数の乗算について説明する。 (2) 自分が持っている関数電卓にどのような演算が定義されているか調べる。

乗算演算実数関数電卓
2025/6/18

次の計算問題を解きます。 $6\frac{2}{3} \div 2 - 2\frac{1}{5} - \frac{3}{8} \div 1.25 + \frac{1}{6} = ?$

分数四則演算混合計算通分
2025/6/18

以下の計算問題を解きます。 $1 \div (1.2 - \frac{4}{15}) = ?$

分数計算四則演算
2025/6/18

組み合わせの値を求める問題です。具体的には、 (1) $ {}_6C_2 $ (2) $ {}_8C_4 $ (3) $ {}_4C_1 $ (4) $ {}_5C_5 $ の値をそれぞれ計算します。

組み合わせ二項係数計算
2025/6/18

A, B, C, D, Eの5人が手をつないで輪を作るとき、何通りの輪を作ることができるか。

順列円順列場合の数組み合わせ
2025/6/18

$b = \sqrt{\frac{108a}{5}}$ が整数となるとき、自然数 $a$ と $b$ を求めます。ただし、$20 < b < 40$ を満たす必要があります。

平方根整数素因数分解不等式
2025/6/18