$y = 2x - 10$

代数学連立方程式一次方程式代入法
2025/3/29
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1. 問題の内容

4つの連立方程式をそれぞれ解く問題です。
(1) {0.4x+0.3y=12xy=10\begin{cases} 0.4x+0.3y=1 \\ 2x-y=10 \end{cases}
(2) {y=x+40.3x+0.2y=1.3\begin{cases} y=x+4 \\ 0.3x+0.2y=1.3 \end{cases}
(3) {2xy=140.6x+1.1y=7\begin{cases} 2x-y=14 \\ 0.6x+1.1y=7 \end{cases}
(4) {0.02x+0.01y=0.13xy=2\begin{cases} 0.02x+0.01y=0.13 \\ x-y=2 \end{cases}
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2. 解き方の手順

**(1) の解き方**

1. 2つ目の式を変形して、$y$ を $x$ で表します。

y=2x10y = 2x - 10

2. これを1つ目の式に代入します。

0.4x+0.3(2x10)=10.4x + 0.3(2x - 10) = 1

3. $x$ について解きます。

0.4x+0.6x3=10.4x + 0.6x - 3 = 1
1.0x=41.0x = 4
x=4x = 4

4. 求めた $x$ の値を $y = 2x - 10$ に代入して $y$ を求めます。

y=2(4)10=810=2y = 2(4) - 10 = 8 - 10 = -2
**(2) の解き方**

1. 1つ目の式が $y = x + 4$ となっているので、これを2つ目の式に代入します。

0.3x+0.2(x+4)=1.30.3x + 0.2(x + 4) = 1.3

2. $x$ について解きます。

0.3x+0.2x+0.8=1.30.3x + 0.2x + 0.8 = 1.3
0.5x=0.50.5x = 0.5
x=1x = 1

3. 求めた $x$ の値を $y = x + 4$ に代入して $y$ を求めます。

y=1+4=5y = 1 + 4 = 5
**(3) の解き方**

1. 1つ目の式を変形して、$y$ を $x$ で表します。

y=2x14y = 2x - 14

2. これを2つ目の式に代入します。

0.6x+1.1(2x14)=70.6x + 1.1(2x - 14) = 7

3. $x$ について解きます。

0.6x+2.2x15.4=70.6x + 2.2x - 15.4 = 7
2.8x=22.42.8x = 22.4
x=8x = 8

4. 求めた $x$ の値を $y = 2x - 14$ に代入して $y$ を求めます。

y=2(8)14=1614=2y = 2(8) - 14 = 16 - 14 = 2
**(4) の解き方**

1. 2つ目の式を変形して、$x$ を $y$ で表します。

x=y+2x = y + 2

2. これを1つ目の式に代入します。

0.02(y+2)+0.01y=0.130.02(y + 2) + 0.01y = 0.13

3. $y$ について解きます。

0.02y+0.04+0.01y=0.130.02y + 0.04 + 0.01y = 0.13
0.03y=0.090.03y = 0.09
y=3y = 3

4. 求めた $y$ の値を $x = y + 2$ に代入して $x$ を求めます。

x=3+2=5x = 3 + 2 = 5
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3. 最終的な答え

(1) x=4,y=2x = 4, y = -2
(2) x=1,y=5x = 1, y = 5
(3) x=8,y=2x = 8, y = 2
(4) x=5,y=3x = 5, y = 3

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