多項式 $P(x) = 2x^3 - x^2 + ax + 2$ を一次式 $2x+1$ で割ったときの余りが $1$ になるような $a$ の値を求める問題です。

代数学多項式剰余の定理一次式因数定理
2025/6/24

1. 問題の内容

多項式 P(x)=2x3x2+ax+2P(x) = 2x^3 - x^2 + ax + 2 を一次式 2x+12x+1 で割ったときの余りが 11 になるような aa の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

剰余の定理を使います。2x+1=02x+1=0 となる xx の値は x=12x = -\frac{1}{2} です。
剰余の定理より、P(12)=1P(-\frac{1}{2}) = 1 となる aa の値を求めればよいです。
x=12x = -\frac{1}{2}P(x)P(x) に代入すると、
P(12)=2(12)3(12)2+a(12)+2P(-\frac{1}{2}) = 2(-\frac{1}{2})^3 - (-\frac{1}{2})^2 + a(-\frac{1}{2}) + 2
=2(18)14a2+2= 2(-\frac{1}{8}) - \frac{1}{4} - \frac{a}{2} + 2
=1414a2+2= -\frac{1}{4} - \frac{1}{4} - \frac{a}{2} + 2
=12a2+2= -\frac{1}{2} - \frac{a}{2} + 2
=32a2= \frac{3}{2} - \frac{a}{2}
P(12)=1P(-\frac{1}{2}) = 1 より、
32a2=1\frac{3}{2} - \frac{a}{2} = 1
両辺に 2 をかけると、
3a=23 - a = 2
a=32a = 3 - 2
a=1a = 1

3. 最終的な答え

a=1a = 1

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