まず、それぞれの不等式を解きます。
不等式1:
2x+3−32x−3<3 両辺に6をかけて、
3(x+3)−2(2x−3)<18 3x+9−4x+6<18 −x+15<18 不等式2:
2(x−1)≤a−x 2x−2≤a−x 3x≤a+2 x≤3a+2 したがって、二つの不等式を同時に満たす x は −3<x≤3a+2 となります。 この範囲に整数がちょうど4個含まれるためには、整数 −2,−1,0,1 が含まれていなければなりません。 したがって、
1≤3a+2<2 である必要があります。しかし、問題文は不等号に=がついているので、上限が変わります。
整数 −2,−1,0,1 が含まれて、2が含まれないためには、 1<3a+2≤2 である必要があります。
3<a+2≤6 整数 −2,−1,0,1 が含まれ、1が含まれるということは 1≤3a+2が必要です。 整数 −2,−1,0,1,2 が含まれてはならないので、 3a+2<2 である必要があります。
3a+2=2のとき、x=2も含まれてしまうため条件を満たしません。 −3<x≤3a+2に含まれる整数が4個なので、 −2,−1,0,1の4個です。 1<3a+2≤2 では条件を満たしません。 2<3a+2≤3の場合、含まれる整数は、−2,−1,0,1,2となり5個になってしまうため、条件を満たしません。 したがってx≤3a+2を満たす最大の整数は、1でなければいけません。 1≤3a+2<2 3≤a+2<6